【保存版】バルクアップ中に脂肪をつけないための完全ガイド
NEWS
2025 / 07 / 10
最終更新日:2025年7月25日
Contents
なぜバルクアップで脂肪が増えるのか?
◆ バルクアップとは「筋肉を増やすための増量期」
バルクアップとは、筋肉量を増やすために体重を意図的に増やす時期のこと。
筋肥大を起こすには、カロリー収支をプラス(オーバーカロリー)にする必要があります。
しかし、ただ食べれば筋肉が増えるわけではなく、
余剰なカロリーが脂肪として蓄積されやすくなるのも事実です。
◆ ダーティバルクとクリーンバルクの違い
バルクアップには2つの手法があります。
・ダーティバルク:とにかく大量に食べて体重を増やす方法。脂肪も一緒につくことが多い。
・クリーンバルク:栄養とカロリーを管理し、筋肉を効率よく増やしつつ脂肪の増加を抑える方法。
脂肪をつけたくない人には、断然クリーンバルクが推奨されます。
◆ 脂肪が増えるメカニズムを知ることが成功のカギ
オーバーカロリーになると、体はその余剰分を「筋肉」か「脂肪」として蓄えます。
このとき、筋肉に変換されるかどうかは主に以下の要因で決まります。
・十分な筋トレ刺激があるか(筋肥大のシグナル)
・タンパク質摂取が足りているか
・インスリン感受性が高いかどうか(血糖コントロール)
これらの条件が整っていないと、摂取カロリーは筋肉ではなく
脂肪として蓄積されやすくなるのです。
脂肪を増やさないバルクアップの食事法
◆ カロリー設定の基本:TDEE+200〜300kcalがベスト
バルクアップ時に脂肪を増やさないためには、「適切なオーバーカロリー」が重要です。
ここでの基準となるのがTDEE(総消費カロリー)です。
・TDEEの計算例:基礎代謝 × 活動レベル(1.2〜1.9)
・増量期の目安:TDEE+200〜300kcal(週0.25〜0.5kg増加が理想)
過剰なカロリー(TDEE+500kcal以上)は脂肪として蓄積されやすいため、
「少しずつ増やす」ことがクリーンバルクの基本戦略です。
◆ PFCバランスの黄金比を意識する
PFCとは、Protein(タンパク質)、Fat(脂質)、Carbohydrate(炭水化物)のこと。
バルクアップ時は以下の比率が脂肪を抑えるのに有効です。
・P:体重×2〜2.5g
・F:全体の20〜25%
・C:残りのエネルギーをすべて炭水化物で調整
特にタンパク質が不足すると
筋肉ではなく脂肪がつきやすくなるので
毎食意識して摂取しましょう。
◆ 食事の頻度・タイミングも重要な鍵
1日3食よりも、4〜6食に分けて小まめに摂るほうが血糖値が安定しやすく
脂肪蓄積を抑えられます。
また、トレーニング前後の栄養補給も重要です。
・トレ前:エネルギー源として炭水化物+少量のタンパク質
・トレ後:ゴールデンタイムにプロテイン+糖質を補給
これにより筋肉合成を最大化し
脂肪への変換を最小限に抑えられます。
脂肪を抑えるトレーニング&ライフスタイル
◆ 筋トレは「強度」+「ボリューム」で筋肥大を狙う
バルクアップ期の筋トレは単なる習慣ではなく
筋肉に十分な刺激を与えることが最重要。
これが脂肪を増やさずに筋量を増やす基本です。
・週4〜5回の高頻度トレーニング
・1部位あたり週10〜20セット
・6〜12回で限界がくる中〜高重量を扱う
「食べているのに筋肉が増えない=脂肪が増えるだけ」という結果にならないよう、
トレーニング内容の質を最大化しましょう。
◆ 有酸素運動を適度に取り入れて脂肪蓄積を防ぐ
「バルクアップ中に有酸素って逆効果では?」と思われがちですが、
適度な有酸素運動は脂肪の蓄積を防ぐのに有効です。
・週2〜3回、1回20〜30分程度のLISS(低強度の有酸素運動)
・食後の軽いウォーキングはインスリン感受性を高める
筋分解が気になる場合は、EAAを摂ってから行うことでリスクを最小限にできます。
◆ 睡眠・ストレス・NEATを軽視しない
筋肉の成長と脂肪管理には、ライフスタイル全体の整備が必要不可欠です。
・睡眠不足は筋合成ホルモン(テストステロン・成長ホルモン)を減少させる
・慢性的ストレスはコルチゾールを高め、脂肪蓄積を促進
・NEAT(非運動性活動熱産生)を意識して、日常の消費カロリーを増やす
エレベーターより階段を使う・こまめに歩くなど
日常の“ちょい動き”が脂肪対策になります。
まとめ
バルクアップ中でも脂肪を増やさず
効率的に筋肉をつけるには、「戦略」と「継続」が鍵になります。
まず、脂肪が増えるメカニズムを理解し
無計画なカロリーオーバーを避けること。
そして、TDEEを基にした適切なカロリー設定
バランスの取れたPFC比率、食事の頻度とタイミングが
クリーンバルクの基本です。
加えて、質の高い筋トレと有酸素運動の適度な併用、
NEATの確保や睡眠・ストレス管理といった
ライフスタイル面の最適化も欠かせません。
「バルク=太る」は過去の常識。
今や、脂肪を抑えて筋肉だけを増やす時代です。
科学的な知識と戦略をもとに
あなたの理想の体に一歩近づきましょう。
▼この記事の投稿者
岡部桃香(おかべももこ)
BEYOND新百合ヶ丘店 店長
趣味:筋トレ・料理・ゴルフ
AWARD
2023 APF TOKYO OPEN NIGHT SHOW ビキニモデル優勝
2023 BEYOND 優秀トレーナー賞受賞
2023 GTW 年間優秀賞受賞
2024 APF 年間ビキニモデル準優勝/日本2位
2024 BEYOND優秀店長賞受賞
BEYOND新百合ヶ丘店 Instagram
↓BEYOND新百合ヶ丘店公式 Instagramになります!!
https://www.instagram.com/beyond_shinyurigaoka?igshid=OGQ5ZDc2ODk2ZA%3D%3D&utm_source=qr
Instagramでは店内の雰囲気やトレーニング・ストレッチ動画、予約状況などを投稿しています✨
最新情報も随時投稿していきますので
フォローしてお待ちください🤗
アクセス方法
【 BEYOND(ビヨンド)新百合ヶ丘店 】
📮 住所 👟
神奈川県川崎市麻生区上麻生1-6-3新百合ヶ丘マプレ2F
⭐️ LINE ID :78ZUXh4 ⭐️
■新百合ヶ丘駅アクセス
小田急線 新百合ヶ丘駅
小田急唐木田線 新百合ヶ丘駅