「冬こそ痩せる」は本当?体の仕組みから読み解く
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2025 / 10 / 28
こんにちは!
パーソナルトレーニングジムBEYOND新百合ヶ丘店 店長の岡部です🍑
これから寒くなる季節に突入!
「冬は太りやすい」と感じる人が多いのではないでしょうか。
確かに、寒いと体を動かす機会が減り、年末年始の食事イベントも多く、体重が増えやすい傾向があります。
しかし、実は寒い季節こそダイエットのチャンスでもあるのです。
その理由は、体の代謝機能やエネルギー消費の仕組みにあります。
今回は「寒い季節とダイエットの関係性」「冬に痩せやすいメカニズム」「効果的な冬ダイエットの方法」をわかりやすく解説します。
Contents
1. 寒い季節は「代謝が上がる」って本当?

寒いと体は体温を維持するために多くのエネルギーを消費します。
つまり、寒い環境では自然とカロリー消費量が増えるのです。
これは「基礎代謝」が上がるためで、体温を保つために筋肉や脂肪が熱を生み出す働きを強化します。
特に活躍するのが「褐色脂肪細胞(かっしょくしぼうさいぼう)」
これは、体の中で熱を生み出す脂肪細胞で、肩甲骨まわりや背中、首まわりに多く存在します。
寒さを感じることでこの褐色脂肪細胞が活性化し、脂肪を燃やして熱を発生させます。
つまり、寒い季節は体が自動的に「脂肪燃焼モード」になるというわけです。
2. 寒い季節に太る人が多い理由

「代謝が上がるなら冬は痩せるはずなのに、なぜ太るの?」
そう感じる人も多いでしょう。その原因は主に3つあります。
① 運動量の低下
寒いと外出が減り、自然と身体活動量が減少します。
筋肉を使う機会が少なくなると、基礎代謝も落ちやすくなり、結果的に太りやすくなります。
② 食欲が増す
寒いと温かい料理や炭水化物を多く摂りたくなる傾向があります。
体を温めようとして、糖質や脂質の多いメニューを選びやすいため、摂取カロリーがオーバーしやすいのです。
③ 水分摂取量の減少
夏に比べて喉の渇きを感じにくくなり、水分摂取が減ります。
体が軽い脱水状態になると代謝が下がり、老廃物が溜まりやすくなってむくみやすい体質になります。
このように、冬の環境そのものは痩せやすくても、生活習慣の変化が太る原因になるのです。
3. 冬にダイエット効果を高める3つのポイント

① 「寒さ」を味方につける
寒い季節は体が熱を作るためにエネルギーを多く使うので、軽い寒冷刺激を利用するのが効果的です。
たとえば、
・通勤時に少し薄着をする
・朝のシャワーをぬるめにして交代浴を取り入れる
・外でのウォーキングを週数回行う
こうした「軽い寒さ」を感じる習慣を取り入れることで、褐色脂肪細胞が活性化し、脂肪燃焼が促進されます。
ただし、冷えすぎると逆効果なので、冷え性の人は無理のない範囲で行いましょう。
② 筋トレで代謝を維持する
冬は筋肉が硬くなりやすく、血流が悪くなる季節です。
筋トレで筋肉量を維持することは、基礎代謝を保つために非常に重要です。
特におすすめは下半身トレーニング(スクワット、ランジなど)。
下半身は全身の約70%の筋肉が集まっており、トレーニングすることで効率的にエネルギーを消費できます。
また、筋トレ後は体温が上昇し、脂肪燃焼がしばらく続く「アフターバーン効果」も期待できます。
寒い季節こそ、短時間でも筋トレを継続することがダイエット成功のカギです。
③ 食事は「温かく」「高たんぱく」「低脂質」
冬は体が温まる食事を欲しますが、カロリーの高い鍋や丼ものに偏ると逆効果。
そこでおすすめなのが、高たんぱく×温かいスープ系メニューです。
・鶏むね肉と豆腐の生姜スープ
・鮭と野菜の味噌豆乳鍋
・卵入り野菜スープ
・白身魚ときのこのあんかけ
温かいスープは満腹感を得やすく、体温を上げて代謝もサポートします。
さらに、たんぱく質は筋肉の維持・回復を助け、脂肪の燃焼効率を高めます。
4. 冬ダイエットにおすすめの生活習慣

① 朝の「白湯習慣」
朝起きてすぐ白湯を飲むことで、内臓の温度が上がり、代謝スイッチが入ります。
冷えた体が温まることで、消化機能も活発になり、排出もスムーズになります。
② 太陽光を浴びて体内リズムを整える
冬は日照時間が短く、体内時計が乱れやすい季節です。
朝起きたらカーテンを開けて太陽光を浴びることで、セロトニンという「幸せホルモン」が分泌され、
過食やストレス食いを防ぐ効果があります。
③ 睡眠の質を高める
寒さで睡眠の質が下がると、ホルモンバランスが崩れ、食欲を抑える「レプチン」が減少します。
部屋を18〜20℃ほどに保ち、寝る1時間前にはスマホをオフにするなどして、
しっかり眠ることが冬ダイエットの秘訣です。
5. 冬ダイエットの効果を最大化する工夫

・入浴で体を温め、血流促進
38〜40℃のお風呂に10〜15分入るだけで、全身の血流が良くなり、冷えによる代謝低下を防げます。
・間食は「温かい飲み物+たんぱく質」
甘いお菓子ではなく、プロテインドリンクやナッツ、ゆで卵を選ぶと脂肪蓄積を防ぎます。
・1日1回「汗をかく時間」をつくる
軽い運動やストレッチ、サウナもおすすめ。発汗により老廃物が排出され、むくみも改善します。
6. 寒い季節のダイエットは「体質改善のチャンス」
冬は一見太りやすそうに見えますが、実は代謝が上がりやすく、脂肪燃焼効率の良い季節です。
「寒さで体がエネルギーを使う」この仕組みをうまく利用すれば、春に向けてスッキリした体を作ることができます。
さらに、冬に基礎代謝を上げておくことで、春以降のダイエット効果が倍増します。
寒い季節にサボらず、コツコツ体を動かしておくことが、1年を通して太りにくい体質をつくる最大のポイントです。
まとめ
・寒い季節は体が熱を作るために代謝が上がり、脂肪が燃えやすい
・しかし、運動不足・食べ過ぎ・冷えによって太りやすくもなる
・軽い寒冷刺激、筋トレ、温かく高たんぱくな食事で代謝をサポート
・白湯・太陽光・入浴などの習慣で、体のリズムを整える
寒い冬を「痩せにくい季節」ではなく、「代謝を高めて体質改善できる季節」として過ごしましょう。
春に「自然と引き締まった自分」に出会えるはずです。
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■新百合ヶ丘駅アクセス
小田急線
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▼この記事の著者

岡部桃香(おかべももこ)
BEYOND新百合ヶ丘店 店長
趣味:筋トレ・料理・ゴルフ
AWARD
2023 APF TOKYO OPEN NIGHT SHOW ビキニモデル優勝
2023 BEYOND 優秀トレーナー賞受賞
2023 GTW 年間優秀賞受賞
2024 APF 年間ビキニモデル準優勝/日本2位
2024 BEYOND優秀店長賞受賞

