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筋トレしても筋肉が増えない?睡眠不足が筋肥大に与える5つの悪影響

最終更新日:2025年7月10日

なぜ睡眠が筋肥大に重要なのか?基本メカニズムの理解

■ 睡眠中に分泌される“成長ホルモン”が筋肉を育てる

筋トレでダメージを受けた筋肉は、「修復と超回復」を通じて強く大きくなっていきます。

その修復を担っているのが、睡眠中に分泌される成長ホルモンです。

特に深いノンレム睡眠時に大量に分泌され、筋肉の修復だけでなく、

脂肪燃焼や代謝アップにも関与しています。

睡眠不足になると、この成長ホルモンの分泌量が大幅に減少し、

筋肥大のプロセスそのものが機能しにくくなるのです。

■ レム睡眠とノンレム睡眠の役割とは?

私たちの睡眠は、「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」が交互に訪れるサイクル構造になっています。

ノンレム睡眠(深い眠り):身体の修復や成長ホルモンの分泌が活発

レム睡眠(浅い眠り):脳の情報整理・記憶の定着などを担う

このサイクルが乱れると、

筋肉の回復に必要なホルモン分泌や自律神経の調整がうまく機能しなくなるため、

トレーニング効果が薄れる原因になります。

■ 睡眠不足が代謝と回復を鈍らせる

睡眠不足が続くと、以下のような代謝機能の低下が起こります

・筋肉合成よりも分解が優位になる(筋肉が減る)

インスリン感受性が低下し、栄養が筋肉に届きにくくなる

・疲労物質や炎症が抜けにくくなり、回復が遅れる

その結果、どれだけハードなトレーニングをしても、

筋肉が思うように成長せず、むしろ痩せ細ってしまうことも

■ 睡眠は“筋肥大の後半戦”

トレーニングが「筋肉を壊す行為」だとすれば、睡眠はその筋肉を育てる“後半戦”

どちらが欠けても筋肥大は成立しません。

睡眠を「ただの休息」ではなく、トレーニングの一部と捉えることが、

筋肉を本当に成長させる鍵なのです。

睡眠不足が筋肥大に与える5つの悪影響

■ ① 成長ホルモンの分泌量が激減する

筋肥大に欠かせない「成長ホルモン」は、深いノンレム睡眠中に最も多く分泌されます。

睡眠時間が短かったり、質の悪い睡眠が続くと、この分泌量が著しく低下。

結果として、筋肉の修復スピードが落ち、トレーニングの効果が半減してしまいます。

■ ② テストステロンの分泌も低下する

男性ホルモン「テストステロン」は、筋タンパク質の合成を促進し、筋肥大に強く関与しています。

実はこのホルモンも、深くしっかりと眠ることで分泌が活発になります

睡眠が不足するとテストステロンの分泌量は減少し、

筋肉が増えにくくなるだけでなく、やる気や集中力まで低下してしまいます。

■ ③ 筋タンパク質合成が阻害される

筋肥大の本質は、「筋タンパク質の合成 > 分解」の状態を維持すること。

睡眠不足になるとこのバランスが崩れ、合成が停滞、分解が優位になる状態に。

どんなに良い食事やプロテインを摂っても、睡眠が足りていなければ、

それを筋肉に変換する力が失われてしまうのです。

■ ④ コルチゾール(ストレスホルモン)の増加

睡眠不足は、ストレスホルモン「コルチゾール」の分泌を促進します。

このホルモンは筋肉を分解し、体脂肪を蓄えやすくする働きを持っています。

特に朝から高コルチゾール状態だと、筋肉の合成は抑え込まれ、

筋肉は減るのに脂肪は増えるという悪循環に陥ってしまいます。

■ ⑤ 回復力が低下し、トレーニング効果が激減

睡眠中は、筋肉だけでなく神経系や内臓など全身の回復タイムです。

睡眠不足だと、慢性的な疲労が抜けず、筋トレのパフォーマンス自体も落ちてしまいます。

結果として「追い込んだつもりでも追い込めていない」

「オーバートレーニング気味で回復が間に合わない」といった状況に。

■ 睡眠不足は“筋肥大のブレーキ”

睡眠不足が続くと、筋肥大に関わる全方向のプロセスが阻害されます

筋肉を育てるホルモンは減り、分解を促すホルモンは増え、合成も回復もストップ

つまり、睡眠不足は筋肉にとって「最大の敵」なのです。

筋肥大を促進するための正しい睡眠習慣

■ 理想の睡眠時間は“7〜9時間”が基本

筋肉をしっかり回復・成長させるには、7〜9時間の睡眠が推奨されます。

特に筋トレをしている人は、通常よりも筋肉修復のためのエネルギーを使っているため、

最低でも7時間以上の睡眠を確保したいところです。

また、寝だめではなく毎日同じ時間に寝起きすることがポイント

これにより体内リズム(サーカディアンリズム)が整い、成長ホルモンの分泌が最大化されます。

■ 寝る前のNG習慣を見直す

睡眠の質を下げる行動は、知らず知らずに筋肉成長を妨げています。以下の習慣は避けましょう:

スマホ・PCの長時間使用(ブルーライトで眠気を妨げる)

カフェインの摂取(コーヒーやエナジードリンクは就寝6時間前までに)

深夜のトレーニング(交感神経が刺激されて寝つきが悪くなる)

→改善策としては、寝る1時間前から部屋の照明を落とし、電子機器をオフにすること。

リラックスできる音楽やストレッチも効果的です。

■ トレーニングと睡眠のタイミングも重要

筋トレの時間帯も、睡眠の質に影響します。

理想は「就寝の3〜4時間前までにトレーニングを終える」こと。

遅すぎる時間に激しい運動をすると、交感神経が優位になり、寝つきが悪くなってしまいます。

逆に、早朝や夕方のトレーニングは体内時計のリズムを整え、夜の睡眠を深くする効果があります。

■ 睡眠の質を高めるサプリ・ルーティン

以下のサプリや習慣を取り入れることで、睡眠の質を向上させることが可能です:

マグネシウムやGABAサプリ:神経の興奮を抑えて深い眠りをサポート

プロテイン(カゼイン):寝る前の摂取で、就寝中の筋タンパク質分解を抑制

アロマやハーブティー(カモミール、ラベンダー):自然な眠気を促進

また、毎晩のルーティンを固定する(シャワー→ストレッチ→読書→就寝など)ことで、

脳と体が「そろそろ寝る時間だ」と認識しやすくなり、より早く深い眠りに入れるようになります。

■ 筋肉を育てたいなら“寝る努力”もトレーニングの一部

睡眠は「筋トレ後の休憩」ではなく、筋肉を大きくするための“アクティブなプロセス”です。

筋肥大を目指すなら、トレーニングメニューや食事と同じくらい、睡眠の質と時間にも気を配るべき

今日から実践できる睡眠改善習慣を少しずつ取り入れて、筋トレ効果を最大化していきましょう。

まとめ

筋肥大を目指して日々トレーニングに励む人にとって、「睡眠」は決して軽視してはいけない要素です。

まず、深い眠りの中で分泌される成長ホルモンやテストステロンは、

筋肉の修復と成長に直結しています。

睡眠時間が足りないと、これらのホルモン分泌が低下し、筋肉が育ちにくくなります。

さらに、睡眠不足はコルチゾールの増加や筋タンパク質の合成阻害を引き起こし、

筋肉の成長どころか“分解が進む”可能性さえあります

こうした悪影響を防ぐには、「7〜9時間の質の高い睡眠」と「規則正しい生活習慣」が不可欠です。

寝る前のスマホ断ち、カフェインの調整、就寝前のリラックスルーティンなど、

ちょっとした工夫だけでも睡眠の質は大きく変わります。

つまり、筋トレと同じくらい“本気で眠る”ことが、筋肥大を成功させる鍵

睡眠の質を高めることこそ、最も手軽で最も効果的な“筋トレの裏ワザ”なのです。

▼この記事の投稿者

清水 大樹(しみず だいき)

BEYOND新百合ヶ丘店 トレーナー

趣味:筋トレ、サッカー、カフェ巡り

AWARD:2023 BEST BODY JAPAN 関東大会ファイナリスト

2023 BEST BODY JAPAN 東日本大会ファイナリスト

2023 BEST BODY JAPAN 埼玉大会 5位

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