腸内環境を整えると痩せやすい?ボディメイクと“腸活”の意外な関係
NEWS
2025 / 10 / 20
Contents
腸内環境を整えて代謝アップ!パーソナルトレーニングと腸活の関係
「食事も運動も気をつけているのに、なかなか痩せない…」
そんな悩みを持つ方に注目していただきたいのが腸内環境です。腸は「第二の脳」とも呼ばれ、栄養の吸収やホルモン分泌に深く関わっています。そして近年の研究では、腸内フローラの状態が代謝の効率や体脂肪のつきやすさに直結することが分かってきました。
パーソナルトレーニングで結果を出すためには、筋トレや食事管理だけでなく、体の“土台”ともいえる腸の健康にまで意識を向けることが大切です。ここでは「腸内環境と代謝の関係」について掘り下げ、実生活で取り入れられる具体的なポイントをご紹介します。
腸内環境と代謝の深い関係
腸内フローラとは何か
人の腸内には約100兆個もの腸内細菌が存在し、まるで花畑のように多様なバランスで共生しています。これを「腸内フローラ」と呼びます。
腸内フローラは大きく分けて「善玉菌」「悪玉菌」「日和見菌」の3種類から成り立ち、善玉菌が優位な状態ほど消化吸収や免疫がスムーズに働きやすくなります。
特に注目されるのが、腸内細菌が食物繊維を分解して作り出す 短鎖脂肪酸。これは腸のバリア機能を高めたり、代謝を活性化する“燃えるエネルギー”の役割を持っています。
代謝と腸内環境が結びつく理由
代謝とは「体がエネルギーを使う力」のこと。筋肉量やホルモン、食事内容によって左右されますが、実は腸内環境が悪いと代謝効率は一気に落ちてしまいます。
例えば、悪玉菌が優位になると腸内で有害物質が発生しやすくなり、炎症やむくみを引き起こします。その結果、栄養素の吸収効率が落ち、筋肉の成長や脂肪燃焼にも悪影響が…。
逆に、腸内環境が整うと
- ビタミンやミネラルの吸収がスムーズになる
- 短鎖脂肪酸がエネルギー消費を促す
- 自律神経が安定し睡眠や回復が良くなる
といったメリットが得られ、トレーニングの成果も最大化されます!
腸内フローラのタイプと太りやすさ
太りやすい腸内環境とは?
近年の研究では、腸内フローラのバランスによって「太りやすい人」「痩せやすい人」がいることが分かってきました。
特にファーミキューテス門と呼ばれる細菌が優位な腸内環境では、同じ食事をしてもエネルギーを効率的に吸収しすぎてしまい、太りやすい傾向があるとされています。
一方で、バクテロイデス門が多い人は食物繊維を分解して短鎖脂肪酸を作り出す力が強く、脂肪燃焼や代謝が高まりやすいのが特徴です。つまり「何を食べても太る」と感じる人は、腸内フローラの偏りが原因かもしれません。
日本人に多い腸内フローラの特徴
日本人は昔から発酵食品や海藻類を食べる食文化があるため、比較的バクテロイデスが優位な腸内環境を持つ人が多いと言われています。ただし、現代では加工食品や高脂質の食生活が増えたことで、善玉菌が減り悪玉菌が増えている人も少なくありません。
この変化が「代謝が落ちて痩せにくくなった」「運動しても結果が出ない」といった悩みにつながるケースもあります。
パーソナルトレーニングにおける視点
腸内フローラの状態は、自分ではなかなか把握できません。ですが、体調のサインとして、
- 便秘や下痢を繰り返す
- 肌荒れが多い
- 食後の眠気や倦怠感が強い
- どんなに運動しても体重が落ちない
といった症状がある場合は、腸内環境の乱れを疑うべきです。
パーソナルトレーニングでは「筋トレメニュー」「食事アドバイス」に加えて、この腸のコンディションを意識することで、より効率的に体を変えていくことができます。
腸活を取り入れた食事法
発酵食品を習慣にする
腸内の善玉菌を直接取り入れる方法のひとつが 発酵食品 です。代表的なものとしては、納豆・キムチ・ヨーグルト・味噌・ぬか漬けなど。これらは乳酸菌やビフィズス菌を含み、腸内環境の改善に役立ちます。
毎日少しずつ取り入れることがポイントで、たとえば朝はヨーグルト、夜は納豆や味噌汁、といった組み合わせがおすすめです。
プレバイオティクスを意識する
善玉菌を増やすためには「菌のエサ」となるプレバイオティクスの摂取も欠かせません。具体的には食物繊維やオリゴ糖がそれに当たります。
- 野菜(ごぼう、キャベツ、玉ねぎ)
- 豆類(大豆、レンズ豆)
- 海藻(わかめ、昆布)
- 果物(バナナ、りんご)
これらをバランスよく摂ることで、善玉菌が活動しやすい腸内環境を作れます。
タンパク質とのバランスを考える
ボディメイクを目的とした食事ではタンパク質を多く摂ることが基本です。しかし、動物性タンパク質ばかりに偏ると、腸内で悪玉菌が優位になり、腸内環境の乱れにつながることも。
鶏胸肉や魚など脂質の少ないタンパク質をベースにしつつ、大豆製品などの植物性タンパク質も取り入れると、腸活と筋肉づくりを両立できます。
水分補給と腸のリズム
腸の働きを整えるためには 十分な水分補給も欠かせません。水分が不足すると便が硬くなり、排出が滞りがちになります。1日あたり体重×30mlを目安に、こまめに摂ることが推奨されます。
また、朝にコップ一杯の水を飲むことで腸の蠕動運動が活発になり、排便のリズムが整いやすくなります。
腸内環境を整えることで得られるボディメイク効果
脂肪の蓄積を抑える
腸内環境が乱れて悪玉菌が優位になると、短鎖脂肪酸(酢酸・酪酸など)の産生が減り、脂肪の燃焼効率が低下すると考えられています。
一方で善玉菌が優位な腸では短鎖脂肪酸が多く生成され、代謝が活発化し、脂肪の蓄積を防ぎやすくなります。つまり腸内環境の改善は 「太りにくい体質づくり」 に直結します。
筋肉合成をサポート
たんぱく質を摂っても、腸でうまく吸収できなければ筋肉合成に活かせません。腸内環境が良い状態だと、アミノ酸の吸収効率が高まり、トレーニング効果を最大限に発揮できます。
また、腸での炎症が抑えられることで、免疫力が安定し、トレーニングの継続にもつながります。
便通改善による見た目の変化
腸内環境が整うことで便通が安定し、下腹部の張りが軽減されます。これにより体脂肪が減っていなくても、見た目がすっきりしてくることがあります。
「体重は変わらないのにウエストが細くなった」というケースの多くは、この腸内環境の改善が影響しています。
ホルモンバランスの安定
腸内細菌は「腸内ホルモン」の分泌にも関与しており、食欲や満腹感のコントロールに影響します。セロトニンなどの神経伝達物質も腸でつくられているため、腸活はストレス管理 にも有効です。ストレスが減ることで過食を防ぎ、ボディメイクの成果が出やすくなります。
腸活を実践する際の注意点
一度に大きく変えすぎない
腸内環境は日々の食事や生活習慣に影響を受けますが、急激に食物繊維や発酵食品を増やすと、かえってお腹が張ったり下痢・便秘を招くことがあります。まずは 少しずつ習慣に取り入れる ことが大切です。
サプリメントに頼りすぎない
プロバイオティクスやプレバイオティクスのサプリメントは便利ですが、あくまで補助的な位置づけです。腸内細菌は日々の食材から多様に摂るほうが定着しやすく、持続的な効果を得られます。
まずは「食事から整える」を基本にしましょう。
自分に合う食品を見極める
ヨーグルトや納豆、キムチなど発酵食品は腸に良いとされますが、個人差があり、人によっては合わないケースもあります。腸活では 「食べた後の体調や便通の変化」 を観察し、自分に合った食品を継続することがポイントです。
睡眠・ストレス管理も忘れずに
腸は「第二の脳」と呼ばれるほど、自律神経と密接に関わっています。どんなに良い食事をしても、睡眠不足やストレス過多が続けば腸内環境は乱れてしまいます。
腸活を成功させるには、 睡眠の質を確保し、リラックスできる習慣を持つことが欠かせません。
まとめ
腸活は「食事の工夫」「生活習慣の見直し」「自分に合った方法の継続」がポイントです。食物繊維や発酵食品を取り入れることはもちろん、睡眠やストレス管理も欠かせません。腸内環境が整うことで、便通改善や肌トラブルの軽減、さらにはダイエット効果まで期待できます。
ただし、腸はとても繊細な器官です。無理に大きく変えるのではなく、少しずつ継続できる方法 を見つけていくことが成功のカギとなります。
BEYOND新百合ヶ丘店では、食事指導も含めたパーソナルトレーニングを行っており、腸活を意識した栄養アドバイスも可能です。身体を変えたい方、ダイエットに悩む方は、ぜひ一度ご相談ください!
ダイエットしたい!
脂肪を落としたい!筋肉をつけたい!
引き締めたい!姿勢改善したい!
どんな目的や理想にも
パーソナルトレーニングジムBEYOND(ビヨンド)新百合ヶ丘店は全力でサポートいたします!
新百合ヶ丘周辺、麻生区周辺で
パーソナルジム、フィットネスジムをお探しの方は
是非パーソナルジムBEYOND(ビヨンド)新百合ヶ丘店へ💪🏾
【 パーソナルジムBEYOND(ビヨンド)新百合ヶ丘店 】
📮 住所 👟
神奈川県川崎市麻生区上麻生1丁目6−3 新百合ヶ丘マプレ2F
⭐️ LINE ID : @627yddue⭐️
■新百合ヶ丘駅アクセス
小田急線
🚃新百合ヶ丘駅南口徒歩3分